ミニトマト「イタリアントマト ボルケーゼ」栽培の記録 (育苗~定植)

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ミニトマト「イタリアントマト ボルケーゼ」栽培の記録 (育苗~定植)

 

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ミニトマト「イタリアントマト ボルケーゼ」栽培の記録 (種まき~発芽)

その後の記録はこちら

ミニトマト「イタリアントマト ボルケーゼ」栽培の記録 (芽欠き~着果)

 

 

6.育苗(発芽後~定植前)

定植できる時期になるまで、出てきた芽(双葉)を大事に育苗します。

・・・・・・

と言いたいのですが、現実は甘くないようで、「大事に」育苗していたつもりなのですが、実際は様々なトラブルに見舞われました。

 

6-1.本葉が出るまで

本によると、本葉2枚が出たら鉢上げをするようです。

そのため、本葉が2枚出るまでは引き続きセルトレイで育苗します。

 

6-2.強風事件(2020/5/2)

その日は強風でした。まあ、ほとんど毎日強風なのですが。

これまでも強風の時でも育苗用の衣装ケースを家の外に出してきましたが、特に何事も起こることはありませんでした。

しかし、その瞬間は突然やってきます。

秒速7mの風にあおられ、なんと、ボルケーゼトマトを育苗していた衣装ケースがひっくり返ってしまいました!

↑Before ↓After

YouはShock!!!

なんということでしょう・・・せっかく順調に育ってきた苗と土がごちゃ混ぜ・・・。

 

でも、せっかく育ったボルケーゼトマトを無駄にするのももったいない・・・まだ生きてるし・・・

一縷の望みをかけて、土の中から探し出したボルケーゼトマトの苗を植え直すという荒療治をすることにしました。

土の中から宝探しのようにボルケーゼトマトの苗を探し出して、土を詰め直したセルトレイの上に苗を並べます。

根っこの部分を土に埋め込み、水をかけます。

数時間後、翌日と様子を確認したところ、無事死なずに済んだようで一安心。

何とかピンチを乗り越えたようです。

 

6-3.焼ける(2020/5/5)

それにしても最近は温暖化のせいか、5月でも30度を超えたりと暑い日があったります。

暑い日に衣装ケースのフタをしたままだと、衣装ケース内の温度が上がりすぎて、育苗中のトマトが焼けてしまうかもしれません。

ということで、焼けないように衣装ケース内の温度は常に気にかけます。

 

ある日、天気予報で気温が高くなると言われていたので、フタを取って熱がこもらないようにしました。

土はちょっと乾いてきたような気がしますが、土の中は湿っているのでまだ水をあげなくても大丈夫そうです。

 

昼、食事の前にトマトの様子を見てみると・・・

!!!!!!!!!!?

ト・・・トマトが・・・緑の葉っぱのトマトが・・・しおしおに・・・茶色くなってる・・・!?!?!?

こ・・・これが・・・うわさの「焼ける」ということか・・・!??????

ボルケーゼトマトのしおしお具合に焦った私は、急いでボルケーゼトマトに水をたっぷりあげて、フタをして日陰に避難させました。

 

それにしても、なぜ熱がこもるのを防ぐためにフタを開けたのに、焼けてしまったのでしょうか?

おそらく、

葉っぱが若くて柔らかいと焼けやすい上、

慣れない直射日光に数時間当たったため、葉っぱが強い光にやられてしまったこと

が主な原因と考えられます。

他には、フタを開けたことにより、通気性が増して土がカラカラに乾いたため、水不足も原因と思われます。

 

6-4.葉焼けからの復活(2020/5/8)

焼けたボルケーゼトマトを見て、応急処置として急いで水をあげて日陰に避難したところ・・・

数日後、緑の残っていた苗は徐々に息を吹き返してきました。

茎まで茶色く焼けた苗は帰らぬトマトとなり、そのまま土にお還りになりました。

初めての育苗なので仕方ないのですが、数個のボルケーゼトマトの犠牲を払って「焼ける」というのがどういうものか勉強をさせていただいたということで。とりあえず。

 

6-5.鉢上げ事前準備(2020/5/13)

本葉が2枚出てきたので、鉢上げをします。

鉢上げをする3時間以上前から、セルトレイが浸かるくらいに水を入れておきます。

そうすることで苗をセルトレイから外しやすくなります。

 

ちなみに、植え替え用の土は相変わらず畑からとってきた土を利用します。

栄養つくかな?と思い、米ぬかも少し混ぜています。

 

6-6.鉢上げ(2020/5/13)

いよいよセルトレイからポットに苗を植え替えます。

ポットに土を詰めて・・・

真ん中部分に指を突っ込んで、苗を植えるためのくぼみをつくります。

そのくぼみにセルトレイからそっと取った苗を植えます。

根が十分張っていれば、苗を軽く引っ張った時に土が一緒にセルトレイから外れます。

その場合は土ごとポットに植え替えます。

根が十分張ってないと、セルトレイから苗を取った時に土がボロッと落ちて、根が丸裸になってしまいますが、気にせず苗をポットに植え替えます。

こんな感じで植え替えが無事完了しました!

 

6-7.経過観察

鉢上げ後の成長の様子です。

↓5/18の様子

↓5/25の様子

↓5/31の様子

植え替えしてから成長スピードが増したような?

 

 

7.定植(2020/6/6)

ボルケーゼトマトが衣装ケースに収まらないくらい大きくなってきたので、ついに待ちに待った畑への定植を行います!

 

7-1.日取り

晴れた日中は定植に向かないそうです。

曇りの日や小雨くらいがちょうどいいとのことで、天気予報を見ながら定植のタイミングをうかがいます。

このところずっと晴れ続きでしたが、ちょっと曇った日にすかさず定植。

 

7-2.事前準備(2020/6/6)

定植に向けての事前準備として、ボルケーゼトマトの苗をポットごと水にうるかしておきます。

定植をする3時間くらい前からひたひたの水にポットをトポン。

本当は前日くらいから水を吸わせておくといいらしいです。

ポットに水を吸わせておくことで、

苗をポットから外しやすくなる効果と、

畑に根を張るまでの間吸った水分で生き残れるようになります。

 

7-3.定植(2020/6/6)

竹内孝功先生の本「1m2からはじめる自然菜園」を参考に、トマトの植える場所や間隔を確認。

ちなみに、本に書いてある畝は1m×1mですが、私の作った畝は1m×4mなので、本に書いてあるのを4つ連ねたものになります。

こんな感じの間隔で植えていきます。

 

それでは、ボルケーゼトマトの苗を畑に定植します。

草マルチをかき分けてポットが入るくらいの穴を開けます。

次に、穴に水をなみなみと入れます。

正直、これは事前にポットに十分水を吸わせている場合はやらなくてもいいのですが・・・

下の写真のように穴に水をたっぷり入れるか、事前に数時間以上ポットに水を吸わせるか、のどっちかをすれば大丈夫です。

苗をポットから外します。根の張りはこんな感じ↓

苗を畑に植えます。

浅植えの方が根の張りがよくなるらしいので、ポットから外した土の上から1/3は地面からはみ出るように植えます。

畑の土を隙間にかけて苗を畑に固定します。

最後に藁をかけて植え替え完了!

畑のズケでおっきくおがってけでや~(畑の肥料で大きく育ってください)

 

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