せの畑について
2020.05.21更新
はじめまして、せの畑(せのはた)です!
先祖代々、岩手県の北西にある、八幡平市で農業を行っています。
2019年5月までは祖母、父、母の3人で農業を営んでいましたが、2019年6月に当ショップ管理人の私が脱サラして農業経営に加わり、一家4人で農業をしています。
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せの畑では「無農薬の野菜」と岩手米「いわてっこ」を育てています。
無農薬の野菜は、防虫剤や除草剤等の農薬を使用せず、肥料には有機肥料を使用して育てています。農薬を使うことで出てきてしまう、野菜の苦みは一切なく、野菜本来のほんのりとした甘みのある美味しい野菜が特徴です。
お米は、機械乾燥より圧倒的に美味しいと言われている天日干しをしたものになります。日光と風でゆっくりと乾燥させるため、ギュッとうま味の凝縮されたお米になっています。
(おかげさまで、令和元年度産の天日干し米は売り切れました。通常の機械乾燥はまだまだ販売しています。)
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野菜の販売は夏秋限定で7月~11月に行っていますが、お米は通年販売をしています。
発送は全国どこへでも承ります。
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農業に込める想い
また、せの畑の野菜には生産者である私たちの「ある想い」が込められています。
「野菜は本来甘みがあること、苦くないこと」
をより多くの人に知ってもらい、
美味しい食べ物で、お客様を健康にしたい
という想いです。
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みなさまもいろいろな想いがあると思います。
お子様の野菜嫌いを直したい、
健康に気を遣いたいけど美味しいものも食べたい、
アトピーや成人病などを改善させたい、
体の中から健康になって美肌を取り戻したい、
家族に安全なものを食べさせたい、
食にこだわりがあって美味しいものが食べたい、
等々。
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せの畑はこれら全ての方に対して、野菜やお米を通して喜んでもらいたいと思っています。
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農業を志すきっかけ
最後に、せの畑がなぜ
「野菜は本来甘みがあること、苦くないことをより多くの人に知ってもらい、美味しい食べ物で、お客様を健康にしたい」
という想いで野菜作りをしているのか、理由の説明を兼ねて、当ショップ管理人の私が農家になったきっかけについてご紹介します。
農家を志すきっかけは私が大学生だった時の学食にありました。
私は十数年前に高校を卒業して岩手を出た後、関東の大学に行きました。実家を出て一人暮らしをしていたため、外食が多くなっていったときのことです。学食で食べた定食のサラダから一切「野菜の甘み」が感じられませんでした。大学の友人たちに「野菜に甘みがない」と言うと、「野菜は普通、甘みはない」や「野菜は苦いもの」と言われました。
祖母の無農薬野菜で育った私は、野菜に甘みがあるのが当然のことと思っていたので、甘みのない野菜や苦みのある野菜を当然と思って食べている人たちがいることにショックを受けました。
同時に、なぜ野菜を苦いと感じるのか考えました。
そこで思い出したのが、とある機会に食べた苦いほうれん草です。そのほうれん草はスーパーや市場などにも売りに出されているような、虫食い等のない青々とした、とても見栄えの良いほうれん草でした。しかし、おひたしにして食べたとき、口に入れた瞬間から苦みとビリビリという刺激を舌に感じ、食事の後もしばらく舌がビリビリしていました。祖母の作ったほうれん草では苦みや舌のビリビリを感じたことが無かったので、私は大変驚き、なぜ同じほうれん草でもこんなに違うのか原因を調べることにしました。そこで気付いた決定的な違いは、もらったほうれん草では農薬を使用していて、祖母のほうれん草では農薬を使用していないということです。
(その農薬を使ったほうれん草は、虫食いや病気を予防するために、一株のほうれん草に農薬を6回以上かけていたようです。)
確かに、虫食いや病気を予防することで野菜の見栄えが良くなれば、買う人に手に取ってもらいやすくなるので、簡単に病害虫を予防できる農薬は便利です。しかし、農薬を使えば使うほど、見栄えの良さと引き換えに野菜の味はどんどん苦くなっていってしまいます。
スーパーやコンビニで売られている野菜や飲食店で出てくる野菜のほとんどは「有機栽培」や「無農薬栽培」、「自然栽培」等の表記がない限り、量に違いはありますが農薬がかかっています。今の時代、特に意識しない限り、普通に暮らしているだけで農薬のかかった野菜を食べていることになります。
そして、農薬のかかった野菜は苦いだけでなく、日常的に摂取していると、将来、その人自身や子孫に健康被害が生じる危険性があります。それにもかかわらず、スーパーやコンビニ、飲食店では農薬のかかった野菜であふれています。普通に生活しているだけで人々の健康が損なわれていく世の中になってしまっているのです。
大学の友人たちにとって「野菜は苦い」というのは何気ない発言だったと思います。しかし、私にとっては、「普段食べる野菜に含まれている農薬により知らず知らずのうちに健康が損なわれてしまう世の中」になっていることに気付かせてくれる、重要な発言でした。
こうして、
・「農薬のかかった苦い野菜の味」=「野菜本来の味」と思っている人が多いこと
・農薬により知らず知らずのうちに健康が損なわれていく世の中になってしまっていること
に強い危機感を抱くようになりました。
そしてそのうちに、
・野菜は苦い、美味しくないと思っている人たちに、実は野菜はほんのり甘くて美味しいということを知ってもらい、野菜を少しでも好きになってもらいたい。
・無農薬の野菜を日常的に食べることで人々の健康を改善させたい。
という想いが、大学生活の中で芽生えました。
その想いを実現させる第一歩として、大学の友人たちと鍋パーティをするときに、祖母の無農薬野菜を提供しました。すると、とても大好評で、「美味しい!」「普段野菜嫌いだけど、この野菜なら食べれる!」「これなら野菜好きになれる!」と喜んでもらうことができました。
鍋パーティの経験から、普段野菜嫌いの人でも無農薬の美味しい野菜を食べれば野菜を好きになれるということが分かりました。しかし、健康の改善まで考えると普段から無農薬野菜を食べる必要があります。ところが、スーパーや飲食店では農薬を使った野菜がほとんどとなっているため、なかなか無農薬の野菜は手に入りません。そこで、私自身が無農薬の野菜を生産・販売することで、美味しい野菜を食べる機会を増やし、より多くの人を野菜好きで健康な人にしたいと思い、農家になる決意をしました。
とは言いつつも農業での収入に不安があったため、大学卒業後は電機業界に就職しました。しかし、会社生活が4年、5年と経つにつれ、早く美味しい野菜を多くの人に届けたいという気持ちが日に日に募り、ついに2019年6月に脱サラして農業を始めるに至りました。
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私の大学生の時の経験と農業に対する熱意を家族と共有し、せの畑では、
「野菜は本来甘みがあること、苦くないこと」
をより多くの人に知ってもらい、
美味しい食べ物で、お客様を健康にしたい
という想いで日々野菜作りに励んでいます。
そして、せの畑の野菜にはこの想いを実現する力があります。
実際に「野菜がこんなに美味しいとは思わなかった!」というお客様の声もいただいています。
皆様もぜひ、せの畑(当ショップ)の無農薬野菜の味をご体験ください!
そして、美味しいと健康の両立を一緒に実現しましょう!
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