田舎の風景写真でよく見る、軒先にズラッと並んで数珠のように垂れ下がっている干し柿。

作ってみたいな〜でもハードル高そうなんて思ったことありませんか?

実は干し柿、とても簡単に作れるんです!

本記事では、柿の木から柿を取り、干し柿にするまでの一連の流れをご紹介します。

 

 

1.柿の木収穫

柿は2年に一回実をたくさんつけると言われています。

なので、今年不作でも、来年豊作になるんだぐらいに思っておけば大丈夫です。

 

1-1.用意するもの

①ハサミ

枝を切るので少し頑丈さはいりますが、普通のハサミで大丈夫です。

文房具のハサミでもキッチンバサミでも野菜用のハサミでも何でもOKです。

 

②柿用のハサミ

手では届かない位置に柿がある場合、柿用のハサミが必要です。

高いところにも届くように柄がとても長くなってます。

柿をハサミで収穫する時は、ヘタの部分に枝を残したままハサミで切るのですが、地面に落ちないようにつまむ部分もついています。

安心してバシバシ切り落としていける設計ですね。

 

ホームセンターやインターネットで買えます。


 

③脚立

柿は上の方にも平気で実をつけてきます。

大きな柿の木になってくると、柿用のハサミを使っても届かない!

なんてことはザラにあります。

そのようなときは脚立が大活躍するでしょう。

 

ホームセンターでも買えると思いますが、参考までに園芸用の脚立のリンクを貼っておきます。

脚立の高さはあなたの家の柿の木に合わせてどうぞ。


 

④バケツ

収穫した柿の入れ物なら何でもいいのですが、とりあえず我が家ではバケツを使用しています。

 

1-2.収穫

実際に収穫していきます。

↓手に届く距離の柿は普通のハサミで切り落として大丈夫です。

↓届かない柿は柿用のハサミや脚立を駆使して収穫していきます。

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柿のヘタから伸びている枝をT字に残すようにして切ります。

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T字に残しておくことで、干し柿を作るときに柿たちを数珠つなぎにつなげやすくなります。

こんな感じでバシバシ切り落としていきましょう。

うちのばさま(祖母)曰く「2〜3個残しておくと、次の年実のできる量が多くなる」らしいです。

ただし、本当に翌年の収量が増えるかは不明です。

ネット調べによると、柿への感謝と鳥のエサのようです。日本人らしい共存共栄の心が表れていてステキですね。

 

それにしても、柿は不思議と虫食い跡がありません。

農家としては助かります。(売らないけど)

 

 

2.味見

「渋柿」という言葉を耳にしたことありませんか?

収穫したての柿は渋いので、そのままでは食べられません。

(品種によって最初から甘くて食べやすいのもあります。)

 

しかし、食べないといっても毒がある訳じゃなし、本当に食べられないくらい美味しくないのかな?という疑問もあります。

ということで、渋抜き前の柿を興味本位で食べてみました。

 

すると・・・

あれ?案外甘い味がする。

と思ったのもつかの間、すぐに渋の猛攻が始まり、渋が口の中全体に広がります。

苦いわけでもなくヒリヒリするわけでもないのですが、ムタムタと変な感覚が口いっぱいに広がります。

なんとも形容し難い変な感覚がしばらく口全体に留まっています。

しかもこの渋、いくらうがいしてもほとんど取れない!

渋の感覚がすっかり消えるのに数時間かかりました。

 

食べはじめの一瞬は柿の甘味が感じられますが、すぐ謎の渋ゾーンに突き落とされるので、渋抜き前の柿を食べるのはオススメはしません。

どおりで虫も食べないはずだ〜

 

3.干し柿づくり

収穫した柿を干し柿にしていきます。

 

3-1.干す理由

干し柿は確かに美味しいのですが、そもそもなぜ干すのでしょうか?

①渋を抜くため

渋は日光に当たると抜けていきます。

そのため干し柿にすると食べやすくなります。

②保存をきかせるため

日光に当てると渋と同時に水分も抜けます。

水分が抜けると腐りにくくなるため、数ヶ月保存できるようになります。

 

3-2.作り方

干し柿の作り方はとても簡単です。

①柿の皮をむく

包丁でも皮むき器でも何でも良いので皮をむきましょう。

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②紐で結ぶ

スズランテープなどを1m〜2mほどの長さに切った紐を用意します。

ヘタにくっついているT字の枝に紐を結びつけながら、皮をむいた柿を数珠繋ぎにしていきます。

③軒下に吊るす

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数珠繋ぎになった柿を軒下に吊るします。

雨よけがあって日の当たる場所であれば、無理に軒下でなくても大丈夫です。

④2週間〜1ヶ月ほどで完成

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2週間くらいしたら味見をしてみましょう。

渋が抜けていたら晴れて干し柿の完成です!

ちなみに、まだ渋いかなと思ったらもう1週間とかもう2週間とかたった後にもう一度味見をしてみてください。

 

 

⑤白い粉を吹かせたい場合

よく、売られてる干し柿は表面が白くなっていますよね。

売り物の中には白い砂糖をまぶしている場合もあります。

しかし本来、砂糖を使わずとも自然に白い粉がつくようです。

 

ちなみに、白い粉の正体は柿から出てきた甘味(天然の砂糖のようなもの)です。

カビではないので安心して食べてください。

 

ということで柿から出てきた天然の白い粉の吹かせ方をご紹介します。

やり方は至って簡単、寒さに当てることです。

とは言っても、まだまだ冬の寒風の吹く時期は遠い···という方は、

冷蔵庫に入れて保管

してみてください。

きれいに白い粉を吹きます。

白い粉を吹いた干し柿は高級品らしいので、ちょっとリッチな気分になれます。

 

4.干す以外の渋抜きの方法

干し柿以外に渋を抜く方法をご紹介します。

 

4-1.焼酎につける

4-1-1.用意するもの

①柿の渋抜き用の焼酎

柿の渋を抜くためのかなりアルコール度数の高い焼酎があります。

ホームセンターでも渋抜き用として売っているので、簡単に手に入れることができます。

4-1-2.やり方

柿のヘタの部分に焼酎を軽くちょちょっとつけます。

焼酎をつけた柿は袋にでもバケツにでも入れて数日置いておけば、渋が抜けます。

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あまり置いておくとどんどん柿が熟していくので、お好みの熟し具合で食べてください。

 

5.まとめ

干し柿の作り方、いかがでしたでしょうか?

皮をむいて結びつけて干すだけという簡単ステップで美味しい干し柿を作ることができるので、ぜひ挑戦してみてください!

自家製の干し柿は絶品です!

 

んだば、まんず。

 

 

2019年6月に脱サラ後、実家の岩手県八幡平市でUターン就農しました。 無農薬・有機肥料(主に雑草堆肥)にこだわって野菜を栽培しています。 日本中の人が美味しい野菜で楽しく健康になるため、無農薬のほんのり甘くて食べやすい野菜を作っています。

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