はじめまして。

岩手県八幡平市で先祖代々農業を営んでいるせの畑です。

栽培しているのは「無農薬の野菜」岩手米「いわてっこ」です。

 

メンバー紹介

せの畑:当ショップ管理人。2019年6月に5年務めた半導体会社を脱サラし、専業農家になりました。畑でさまざまな野菜を育てています。2020年は、固定種の野菜と無農薬の米作りに挑戦。

祖母:草取りが趣味の85歳。畑で色々な野菜を育てています。昔の人らしく、原始的な農法が得意です。

父母:普段は会社やパートで稼いでいるため、基本的に土日農業。米作りが主です。トラクターでもコンバインでもなんでも乗りこなします。

 

おいしい野菜へのこだわり

農薬(防虫剤や除草剤等)は使っていません。さらに、肥料には有機肥料(主に雑草堆肥)を使っています。

農薬を使わない理由は、3つあります。

 

①野菜がおいしくなる

無農薬で栽培することで、野菜本来のほんのりとした甘みのある野菜になります。

農薬を使うと農”薬”自身の苦みが野菜に染みてしまうので、野菜に苦みが出てきてしまいます。

その点、無農薬なので苦みはありません。野菜本来の味がします。

 

②健康にいい

農薬はガンの原因になったり、注意欠陥多動障害(ADHD)を引き起こしたりと、さまざまな病気の原因になります。

農薬を取らないようにすることで、病気の予防や改善につながります。

無農薬の野菜を日常的に食べることで、病気のリスクは減ります。健康への近道です。

 

③環境にやさしい

農薬は自然の生態系を崩します。あの大量にいたスズメが激減したのも、ウナギが獲れなくなっているのも、とある除草剤が原因ではないかと言われています。(ほかにも疑惑はたくさんありますが・・・割愛)

また、川や地下水にも農薬は溶け込みます。海産物が汚染されたり、飲料水が汚染されます。魚を食べたり水を飲むことで、めぐりめぐって農薬が人体に取り込まれてしまいます。

このままでは農薬による自然破壊は進み、人体への悪影響は増える一方です。

そこでせの畑では、農薬を使わないことで、自然や人類がこれ以上農薬に汚染されるのを防ぎます。

 

おいしいお米へのこだわり

一般的な栽培方法よりも農薬の使用回数を減らしています

種もみの消毒を農薬ではなくお湯で消毒したり、

田んぼの畔に除草剤を使わず機械で刈る、

いもち病に強い品種を育てることで病気予防の農薬を使わない

など、通常より少ない量の農薬で栽培しています。

 

また、収穫後に天日干しで乾燥させたお米もご用意しております。天日干しをしたお米は、モチモチでうまみがギュッと凝縮されて非常においしくなっています。

 

天日干しについて

天日干しは日光と風で2週間かけてゆっくりとお米を乾燥させる、昔ながらの方法です。

 

スーパーで通常売られているのは、機械で乾燥させたお米です。機械を使って1~2日で急激に乾燥させるため、お米に負担がかかってしまいます。

一方、天日干しは時間をかけて乾燥させているため、お米に負荷がかからずギュッとうま味の凝縮されたお米になります。

ぜひ一度、天日干しのお米を味わってみてください。

 

※天日干しは量が限られるため、売り切れる可能性があります。あらかじめご了承ください。

 天日干しの表記がない場合は機械乾燥のお米です。(スーパーなどで通常売られているお米と同じ乾燥方法です。)

 

販売時期・地域

野菜の販売は夏秋限定で7月~11月に行っています。

米は通年販売です。ただし、天日干し米は数量限定のため、売り切れる場合があります。

発送は全国どこへでも承ります。

 

 

せの畑の野菜に込める想い

せの畑の野菜には生産者である私たちの「ある想い」が込められています。

 

「野菜は本来甘みがあること、苦くないこと」を

より多くの人に知ってもらい、

美味しい食べ物で、お客様を健康にしたい

 

という想いです。

この想いを実現させるため、せの畑では無農薬の野菜作りに取り組んでいます。

 

あなたの想い実現の役に立ちたい

無農薬の野菜を食べたいと思っているあなたにも、いろいろな想いがあると思います。

 

お子様の野菜嫌いを直したい

家族に安全なものを食べさせたい

健康に気を遣いたいけど美味しいものも食べたい

アトピーや成人病などを改善させたい

体の中から健康になって美肌を取り戻したい

ただ単純に美味しいものが食べたい

等々。

 

せの畑は、無農薬の野菜を提供することで、あなたの想い実現の役に立てることを心から願っています。

 

無農薬野菜は値段が高い?

無農薬の野菜は値段が高いイメージがあります。

確かに、市場価格を調べてみると、

無農薬の野菜の価格は、農薬のかかった野菜の価格の約2倍、特に葉物は約3倍くらい高いです。

 

しかし、長期的に考えた時、無農薬野菜を買い続けることが本当に家計を圧迫するのでしょうか?

なぜなら、無農薬の野菜を食べ続けることで、病気のリスクが減り、医療費が抑えられるかもしれないからです。

 

無農薬の野菜を食べ続けることで、

(無農薬の野菜の購入費)<(農薬のかかった野菜の購入費)+(医療費)

となる可能性があります。

 

農薬は病気の原因になります。

海外では農薬によってガンになったという裁判や、農薬はADHDの原因になるという論文もあります。

 

しかし、外食する機会の多い今の時代、完全に農薬を避けることは難しいのも事実です。

そこで、普段の食卓の野菜だけでも無農薬にすることで、農薬の摂取量を減らすことができます。

 

確かに、無農薬の野菜は、普段スーパーで売られている野菜よりも高価です。

しかし、将来的な医療費を考えれば、むしろ無農薬野菜を食べ続けた方がトータルの出費は安く済むかもしれません。

 

 

農業を志すきっかけ

最後に、せの畑がなぜ

 

野菜は本来甘みがあること、苦くないこと」を

より多くの人に知ってもらい、

美味しい食べ物で、お客様を健康にしたい

 

という想いで野菜作りをしているのか、

理由の説明を兼ねて、当ショップ管理人の私が農家になったきっかけについてご紹介します。

 

学食で食べたサラダの味

農家を志すきっかけは私が大学生だった時の学食にありました。

 

私は十数年前に高校を卒業して岩手を出た後、関東の大学に行きました。

実家を出て一人暮らしをしていたため、外食が多くなっていったときのことです。

 

学食で食べた定食のサラダから一切「野菜の甘み」が感じられませんでした。

大学の友人たちに「野菜に甘みがない」と言うと、「野菜は普通、甘みはない」や「野菜は苦いもの」と言われました。

 

祖母の無農薬野菜で育った私は、野菜に甘みがあるのが当然のことと思っていたので、甘みのない野菜や苦みのある野菜を当然と思って食べている人たちがいることにショックを受けました

 

なぜ、野菜は苦いのか?

同時に、なぜ野菜を苦いと感じるのか考えました。

 

そこで思い出したのが、とある機会に食べた苦いほうれん草です。

そのほうれん草はスーパーや市場などにも売りに出されているような、虫食い等のない青々とした、とても見栄えの良いほうれん草でした。

しかし、おひたしにして食べたとき、口に入れた瞬間から苦みとビリビリという刺激を舌に感じ、食事の後もしばらく舌がビリビリしていました。

 

祖母の作ったほうれん草では苦みや舌のビリビリを感じたことが無かったので、私は大変驚きました。

むしろ、今までほうれん草は非常に甘みの強い野菜だと思っていたくらいです。

 

なぜ同じほうれん草でもこんなに違うのか、疑問に思ったのを覚えています。

 

しばらく原因を考えたところ、決定的な違いに気付きました。

もらったほうれん草では農薬を使用していて、祖母のほうれん草では農薬を使用していないということでした。

(その農薬を使ったほうれん草は、虫食いや病気を予防するために、一株のほうれん草に農薬を6回以上かけていたようです。)

 

苦みの原因は農薬

確かに、簡単に病害虫を予防できる農薬は便利です。

虫食いや病気を予防することで野菜の見栄えが良くなれば、買う人に手に取ってもらいやすくなります。

しかし、農薬を使えば使うほど、見栄えの良さと引き換えに野菜の味はどんどん苦くなっていってしまいます。

 

スーパーやコンビニで売られている野菜や飲食店で出てくる野菜のほとんどは「有機栽培」や「無農薬栽培」、「自然栽培」等の表記がない限り、量に違いはありますが農薬がかかっています。

今の時代、特に意識しない限り、普通に暮らしているだけで農薬のかかった野菜を食べていることになります。

 

そして、農薬のかかった野菜は苦いだけでなく、日常的に摂取していると、将来、あなた自身やあなたの子孫に健康被害が生じる危険性があります。

それにもかかわらず、スーパーやコンビニ、飲食店では農薬のかかった野菜であふれています。

普通に生活しているだけで人々の健康が損なわれていく世の中になってしまっているのです。

 

友人の何気ない一言がその後の人生を動かした

大学の友人たちにとって「野菜は苦い」というのは何気ない発言だったと思います。

しかし、私にとっては、「普段食べる野菜に含まれている農薬により知らず知らずのうちに健康が損なわれてしまう世の中」になっていることに気付かせてくれる、重要な発言でした。

 

この経験を通して、

・「農薬のかかった苦い野菜の味」=「野菜本来の味」と思っている人が多いこと

・農薬により知らず知らずのうちに健康が損なわれていく世の中になってしまっていること

に強い危機感を抱くようになりました。

 

そしてそのうちに、

・野菜は苦い、美味しくないと思っている人たちに、実は野菜はほんのり甘くて美味しいということを知ってもらい、野菜を少しでも好きになってもらいたい。

・無農薬の野菜を日常的に食べることで人々の健康を改善させたい。

という想いが、大学生活の中で芽生えました。

 

無農薬野菜の布教活動

布教活動といっても、大したことはしていません。

大学の友人たちと鍋パーティをするときに、祖母の無農薬野菜を提供しただけです。

 

ただ、これがとても大好評で、

「美味しい!」

「普段野菜嫌いだけど、この野菜なら食べれる!」

「これなら野菜好きになれる!」

と喜んでもらうことができました。

 

鍋パーティの経験から、普段野菜嫌いの人でも無農薬の美味しい野菜を食べれば野菜を好きになれるということが分かりました。

 

無農薬野菜が手に入りにくい世の中。そこで・・・

健康の改善まで考えると普段から無農薬野菜を食べる必要があります。

ところが、スーパーや飲食店では農薬を使った野菜がほとんどとなっているため、なかなか無農薬の野菜は手に入りません。

 

そこで、私自身が無農薬の野菜を生産・販売することで、野菜好きを増やし、より多くの人を健康にしたいと思い、農家になる決意をしました。

 

農家になりたい!でもちょっと回り道・・・

とは言いつつも農業での収入に不安があったため、大学卒業後は電機業界に就職しました。

しかし、会社生活が4年、5年と経つにつれ、早く美味しい野菜を多くの人に届けたいという気持ちが日に日に募り、

ついに2019年6月に脱サラして農業を始めるに至りました。

 

終わりに

私の大学生の時の経験と農業に対する熱意を家族と共有し、せの畑では、

 

「野菜は本来甘みがあること、苦くないこと」を

より多くの人に知ってもらい、

美味しい食べ物で、お客様を健康にしたい

 

という想いで日々野菜作りに励んでいます。

 

そして、せの畑の野菜にはこの想いを実現する力があります。

実際に、

「野菜がこんなに美味しいとは思わなかった!」

「野菜が心の癒しになる。もっと食べたい」

というお客様の声もたくさんいただいています。

 

皆様もぜひ、せの畑(当ショップ)の無農薬野菜の味をご体験ください!

そして、美味しいと健康の両立を一緒に実現しましょう!

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2019年6月に脱サラ後、実家の岩手県八幡平市でUターン就農しました。 農薬不使用・有機肥料(主に雑草堆肥やボカシ肥料)にこだわって野菜を栽培しています。 日本中の人が美味しい野菜で楽しく健康になるため、農薬不使用のほんのり甘くて食べやすい野菜を作っています。

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